痩せると美しい、といった認識の危険性とは?
痩せたら美しくなれると思っている方が非常に多いのは事実です。
確かに痩せると、今までできなかったファッションができるようになります。
しかし、痩せても思ったような体型にはならず、中には際限なくダイエットをしてしまう女性も少なくありません。
実は、「痩せると美しい」といった認識を持ってしまうと、摂食障害が起きてしまう可能性もあります。
生命にも関わってくる可能性もあるので、非常に大きな問題の一つです。
では、実際にダイエットによって摂食障害になってしまうと、どのような危険性があるのでしょうか。
■拒食症や過食症になってしまう
・食事がとれなくなってしまう
・ドカ食いをしてしまい、吐く
このような症状に悩まされてしまいます。
非常に体がきつくなってしまいます。
健康にもいいわけがありません。
必要以上に痩せてしまい、餓死してしまう例もあるほどです。
摂食障害になるほどのダイエットはしないから自分は大丈夫、と思っている方もいるかもしれませんが、問題はそれほど単純ではないのです。
痩せたいといった強固な気持ちがあり、少しハードなダイエットをしてしまうと発症してしまう可能性が誰にでもあるのです。
・ストレスに耐えきれなくなる
過食症になってしまうメカニズムとしては、ダイエットによるストレスが考えられます。
ストレスは解消しなければ、耐えられなくなる日が来ます。
いつかは爆発してしまうのです。
その結果として、過食に走ってしまうこともありますし、食事自体をしなくなってしまうこともあります。
摂食障害を起こさないためには、ダイエットのストレスをため込まないことです。
自分をあまり追い詰めすぎないでください。
■摂食障害を起こしやすいタイプ
・完璧主義者である
たとえば、ダイエットを始めたら「毎日5キロは必ずウォーキングする」、「1日の摂取カロリーは1,200キロカロリー以下にする」と決めてしまう人がいます。
目標を決めるのは大事ですが、あまりに過酷な内容にすると、日によっては達成できないことがあるのです。
達成できないことがストレスの原因となってしまい、結果的に摂食障害を招く事例が非常に多いです。
完璧主義者であることはなかなか変えられないかもしれません。
そんな場合には、達成しやすい目標に変えましょう。
「間食を控える」、「1日に10分は運動する」といったものででも良いです。
達成しやすいものであれば、ストレスをため込む心配も少なくなります。
・ダイエットの知識が足らない
食事ダイエットには、必ず停滞期があります。
身体が飢餓モードに入ると、省エネ運転となってしまい、消費カロリーが少なくなってしまいます。
しかし、らないと、ダイエットへの努力が足りないと思ってしまい、さらに頑張ってしまう人がいます。
摂食障害につながることもあるので注意してください。